どーも、ムラキです。
元釣具屋店員です。
いらっしゃいませ~
どうしたらルアーの飛距離が伸びるのか?
ベイトタックルを使用する人なら誰でも考える悩みでもあり、こだわりでもあると思う。大なり小なりね。
飛距離を伸ばすための工夫手段というのは色々あります。
・ラインを細くする。
・フロロからナイロンへ変える。
・下巻きに比重の軽いPEを用いる。
・ベアリングに差すオイルの種類や注油量を変える。
・キャストを練習する。
タックルそのものを変えないとしたら、大体この辺りが一般的だと思う。けど、ぶっちゃけどれも現場ですぐできない事だし、キャスト練習なんてビギナーの方ならともかく、ある程度慣れてきた人なら一朝一夕で大きく変わる事でもない。
でもね。
実は釣り場ですぐに、リアルに10秒でできる飛距離が伸びる方法があるんですよ!
知りたい!?
知りたいよね!?
しかも誰でも出来るのよコレが!!
じゃあ言うね!!
重くしよう。
ルアーを。
以上。
で、終わるのは余りに味気ないからもう少し付き合ってくれい。
目次
届けたい場所に届かないなら仕掛けを重くする。釣りの基本だよ。
正直、これを分かっていない人多過ぎです。
狙った場所にアプローチ出来ないならまずはオモリを重くする、これが釣りの基本ですよ。
釣りの基本なのに、こういう事をちゃんと語ってるプロアングラーが少ないのも良くないだろうね。
高いベイトリール買ったり、ロッドの長さに思案するのも確かに飛距離を伸ばす上では大きいですよ。間違いなくね。ましてやラインを変えたり、注油に拘るのも手の1つであることに変わりは無い。
でも、例えばテキサスリグなら5gと10gでは飛距離は明らかに変わるし、ペンシルベイトだって90㎜と130㎜のサイズの違いでは射程距離が全く変わってくる。
こんなの数百円~千数百円のコストで誰でもすぐに出来るし、リアルに結び変える10秒の時間もあれば簡単にやれることだよね。
「いやいや、重くしたりデカくして喰わない場合があるだろう」
って?
うん、
まずは投げたい場所に届けてからそれは言おうかww
美人の隣に座れるのは、美人に話しかけた奴だけ。
「インベスターZ」でそんな言葉が出てきたけど、これ超大事な大前提じゃん。
会話力とか、容姿だとか、年収だとか言ってる前に、まずは話しかける。その先の事は別として、まずはこの壁を越えてからの話でしょ、と。
釣りも一緒で、まずは遠投して狙いたいカバーにジグが届くんだったら、21gでも28gでも投げればいいんだよ。
それで喰う喰わないは入れてから考える事であって、そもそも「明らかにあそこにバスがいるだろ!」っていうカバーに届かないんだったらバスはジグの存在なんて知ったこっちゃないんです。
昔イヨケンが、オカッパリのバサーこそ28gのヘヴィーシンカーを持つべきだと語っていました。理由は全く同じで、とりあえず届く事が大事なんだから、まずは確実に届けたい所へ運べるシンカーを持っておこう、と。
オレはこの意見は大賛成。
足場の限られたオカッパリだからこそ、その場でできる飛距離を伸ばす最強の手段を用意した方がイイと思う。別にシンカーに限らずプラグでも何でもそうです。届くんだったらデカくしてでもかっ飛ばす。
それで釣れたらアングラーの勝ち。まずはしっかり送り込めたんだから立派な釣果だし、仮に釣れなかったとしても攻めるべきところはしっかり攻められたんだから価値ある負けだよ。
でも届かない、届けられる手段が無いんだったらそれは負けもくそも無い、そもそもリングにすら立ててないっていう状況なんだよ。
それじゃ何も生まれないよね。
まとめ
要点をまとめます。
・狙った場所にアプローチ出来ない時はオモリを重くする。これは釣りの基本。
・喰うか喰わないかは届かせてから考える事。
・オカッパリアングラーこそ、確実に狙った場所にルアーを送り届けられるヘヴィーシンカーやデカいルアーを用意すべし!
ぶっちゃけこれを読んでも釈然としない人もいるだろうけど、タックルを試行錯誤するよりはるかに手っ取り早くて、何より釣りの大前提だというのを忘れてはいけない。
それに、メーカーはこういう事絶対に言わないからね?だって、リールやロッドにロマンがなくなるじゃん。アンタレス買う前にシンカー重くしてください、なんてさw
ただし!
一応補足しておくとオレは別に、
「とにかくどこでもかしこもぶっ飛ばしたいなら重い物ぶん投げようぜ!」
って言ってる訳ではないよ。あくまで明確な目的や意志があった上で、あそこにしっかり届かせられたら…もう少し飛距離が伸びたら…っていうならまずは重くしてみようよ、ということです。
オレだってテキサスのずる引きやるのに、何の意図もなくかっ飛ばすために28gのシンカーなんて絶対使わないですw
そこだけは注意やで。
以上、ムラキでした。
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